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シリーズ「​はこふぃぐめんと」〜四季〜

「価値、意味の無くなったもの=ゴミ」に「新しい価値、意味」を与える。

私は幼い頃、絵本と工作が大好きでした。

絵本は私の空想の世界を膨らませ、空箱はそれを具現化させてくれるものでした。

そんな子供の頃の体験が現在に繋がり、閉ざされた箱の中にはもしかしたら私たちの知らない世界が広がっているかもしれないという想像をしながらこのシリーズ作品を作っていってます。

多くの場合捨てられてしまう空箱ですが、私にとっては空想の世界を生み出し、創作意欲を掻き立ててくれるきっかけになっています。

この作品のヒミツである画面上の違和感に気づいた人は、箱の細かな絵柄や、形、構造にも目を向けることになるでしょう。

今までは取り止めもない存在が、もしかすると日常に戻った後に強く意識する存在になるかもしれません。

この作品はCG合成ではなく、スタジオに撮影セットを設置して制作しています。

セットは背景紙のみ。

普段はゴミとして捨てられてしまう空箱を使ってミニチュアを作り、街に見立てて撮影したものを背景紙にし、その手前に自分自身が立って撮影しています。

1.ミニチュアを作る。

2.ミニチュアを撮影する。

3.ミニチュアの写真を大きく印刷する。

4.印刷したミニチュアの写真を背景紙 にしてセットを作る。

5.背景紙の前に自分が立って撮影する。

6.写真を出力する。

<素材・ツール>
空箱、緩衝材、空箱類の端材、紙、アクリル絵の具、粘土、竹串、爪楊枝、粘土、 ニス、Photoshop、Illustrator、カメラ(Nikon)、大判プリンターなど

<タイトルについて>

箱(ハコ)とfigment(空想、想像)を組み合わせた造語。

​私の頭の中の空想を具現化させたものだということが直接的に伝わるようなタイトルを考えた。

<展示の様子>

​ICC キッズ・プログラム 2025「みくすとりありてぃーず——まよいの森とキミのコンパス」にて

<協力>

日本製紙クレシア株式会社​ 様

株式会社アークティック 様

​株式会社日東社 様

株式会社紀文食品 様

会期:2025年8月8日(金)—9月15日(月・祝)

会場:NTTインターコミュニケーション・センター(東京オペラシティ)

展示物:ミニチュア、撮影風景映像、写真、撮影体験ブース

大人も子供も楽しめる体験型の展覧会として開催された。

従来の作品本体の展示に加え、制作過程の一部を体験できる「撮影体験ブース」を設置した。

そこでは、撮影した写真を印刷し持ち帰れるようにした。

体験には「"わたしの"はこふぃぐめんと」という名前をつけ、一人一人に自分の作品と思えるような体験と思い出を持ち帰ってもらえたらと思い作成した。

たった1枚から広がる自分だけの世界を、さらに広げていってくれていたら嬉しい。

​この作品は体験型として展示することに親和性があると発見でき、再度チャレンジしてみたい。

​展示サイズ:(写真)1500×2250mm 3点、2500×3750mm 1点、(撮影ブース)およそ3000×5000×2000mm

​   

​メディア情報:めざましテレビ https://youtu.be/OhljotiXsn4?si=1soj3vttC8js_l8h

       TOKYO ART BEAT​ https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/mixed-reality-icc-interview-202508

<展示予定>

2025年 年明けごろ 銀座ソニーイメージングギャラリーにて、個展開催予定​

 

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